緑爽やかな、新緑の季節になりました。
そろそろ新学期の初々しい活気が落ち着いてくる頃です。
埼玉県学校薬剤師会の総会が5月18日(日)1時半より、浦和パルコ10階(浦和駅東口前)の浦和コミニティーセンター第7集会室で開催されます。
今年度は会員数の変更があり、15支部会員390名の会となった為、19年度の総会と20年度の総会に分けて行います。検査器具の管理委託や事務サポートセンターでの会計・事務委託、会員証発行など、今まで以上に確実な運営を目指しています。予算は少なくなりましたが、できる限りの有効な内容の運営をしていきたいと思います。県保健体育課と綿密な連絡を取りながら、学校薬剤師の活動のため一筋に勤めて参ります。
今年度も昨年同様、埼玉県学校薬剤師会会長として、埼玉県学校保健会の理事会6月4日、総会6月11日に出席いたします。
また、早速県教育委員会教育長から新規採用養護教員の校内研修にあたり、学校環境衛生の基準・検査結果の活用についての指導者として、学校薬剤師の協力を依頼されました。42校あり、各支部長にお知らせしますので、該当する学校薬剤師には支部長から知らせて頂きます。学校長より依頼がありましたらご指導のほど、ご協力をお願いいたします。
さて、学校環境衛生検査項目の中で、水質検査は年度初めに実施してほしいものです。施設設備と水質検査を行いますが、もちろん別の日に実施しても構いません。水質検査の採水をするときは、5〜10分以上放水して残留塩素が0.1以上あることを確認してから検水を採ります。現場の残留塩素濃度が大切です。報告書には、現場の値を記入してください。残留塩素は時間が経つと減衰していくので、注意が必要です。水道の施設設備に関しては、排水管・給水管の配管図のあることを確認しておくこと。問題が起きたときの対処がスムーズになります。
さて、平成20年3月6日(木)午後1時半から4時半まで日本薬剤師会会議室に於いて、平成19年度日本薬剤師会全国学校薬剤師担当者講習会が開催されました。(年2回開催で530万円の予算)。
各県より学校薬剤師担当役員1〜2名の参加が求められており、埼玉県から根本昌子埼玉県薬剤師会理事が出席。白石は日本薬剤師会学校薬剤師部会幹事として参加しました。この講習は各県で伝達講習がなされることになっています。
全部で2時間にわたる講習内容は@文部科学省北垣健康教育調査官から「薬物乱用防止教育の現状〜保健教育において学校薬剤師に求められるもの〜」A厚生労働省関野薬事企画官から「学校薬剤師とくすりの適正使用」B東京薬科大学加藤教授から「くすり教育に関する現場での対応等について」でした。その後、30分で薬学生の学校薬剤師実習や各県アンケートに基づく啓発資材の報告、19年度部会事業報告20年度部会事業計画案が報告され、終了しました。
北垣健康教育調査官は薬物乱用防止教育で大切なことは知識中心、脅かし型はだめで、「断る力」をトレーニングする必要を強調されました。また、@自分自身を大切にする。A物事を様々な角度から慎重に考え判断する。B目標を決めて実現することが出来る。これらの「生きる力の育成」をしっかり指導することが大切と話されました。
関野薬事企画官は改正薬事法付帯決議(抜粋)で「学校教育においても医薬品の適正使用に関する知識の普及や啓発に努めること。」との文言が示されたとの話がありました。しかし、学校では学習指導要領などの対応がなされなければ進まないことなので、学校現場との連携が必要と思われます。
加藤教授は早くから「くすり教育」に取り組んでおられますが、先に述べたように学校現場の対応が整備されていないので、一部の学校にとどまっています。今後、学習指導要領に明記されれば、要望も増えてくるのではと考えられます。先生のパワーポイントは判り易く、どんどん活用してほしいということで、資料をいただいてあります。ご希望の方は送信します。
以上概略を報告いたしました。
加藤教授 「薬の正しい使い方」パワーポイント資料
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