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埼玉県学校薬剤師会 学薬だより
 
「学薬だより」より (8月号)
「学薬だより」白石美智子会長
 
「学薬だより」
学校薬剤師会会長 白石美智子

 今年は空梅雨で、水泳の授業が順調に行われ、プールの定期検査も予定どおり行うことが出来たことと思います。プール水質検査はプール使用時に検査することが望ましい条件です。 プール水を衛生的に管理するには、遊離残留塩素濃度を基準濃度内に確保することが第一なので、水質検査の採水時は遊離残留塩素濃度が0.4〜1.0ppmあるかどうかを確認すること。もし、大腸菌群が検出されてしまったら、消毒を強化すること。

 方法は遊離残留塩素濃度を2〜3mg/g程度に上げて循環ろ過機を運転しながらプール水槽全体を消毒する。遊離残留塩素濃度が1mg/gに下がったら、入泳を開始しても良い。PHが酸性やアルカリ性に傾いていると消毒の効果が上がりません。日常点検でも水素イオン濃度を1日に1回は測定すること。ということで、衛生的で安全なプールで授業ができるよう、ご指導をよろしくお願いします。

 5月20日埼玉県学校薬剤師会総会が開催されました。平成18年度事業報告と平成
19年度事業計画はホームページに掲載しますのでご参照ください。
 
 学校薬剤師は公立学校においては非常勤の公務員であり、教育委員会から任命された公職です。今年も薬物乱用防止教育の学校薬剤師講習会が開催されますが、学校薬剤師の執務は先ず何より、学校保健法で定められた学校環境衛生の基準に則した管理、指導をすることが第一です。環境衛生の基準に関する知識、新しい基準に則した検査方法や技術の習得も大事です。県の教育委員会や文部科学省の連絡、通知など、しっかり対応し、それを伝達することが求められます。

  6月29日には入間の学校保健会から依頼があり、「学校環境衛生の基準」について講演をしました。教育委員会や養護教諭が熱心に受講し、学校環境衛生の大切さを認識していただきました。

 日本学校薬剤師会の平成19年度全国学校保健調査用紙が学校に届いております。実施の程よろしくお願いします。また、「平成18年度全国学校保健調査のまとめ」を支部長に配布しました。学校薬剤師会のホームページでもご覧になれますのでご活用ください。

 今回二酸化炭素測定器の新しく開発された通信アプリケーションソフトウェアを購入しました。このソフト使用により換気回数までワンタッチで表示されます。最大10日間のデータを記録し表示できるので、活用が広がり、換気の指導に役立つと思います。県内4ブロックに1台用意してありますのでお問い合わせください。

 6月15日に埼玉県学校保健会総会が行われました。県保健会の事業として「IT機器の使用が子どもの心に及ぼす影響について」という課題でアンケート調査をした結果が報告され、メディアが子供たちの心に大きな影響を与えている事実が証明されました。今後この調査が有効に活用されるものと思います。

 県保健医療部長より「平成19年度農薬危害防止運動実施について」の依頼がありました。小中学校の児童、生徒を農薬による危害から守るため、農薬はなるべく使用しない、やむをえず使用する際は、周辺住民に事前に周知させ、通学途中の児童に被害が及ばないよう注意すること。

 
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