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学校薬剤師会会長 白石美智子 |
11月7日、平成18年度「薬物乱用防止教育シンポジウム」が大宮ソニックシティ大ホールにおいて約1800名のPTA関係者、児童生徒の保護者、学校関係者、学校3師、市町村教育委員会関係者が参加して開催されました。
「学校・家庭・地域の連携で取り組む薬物乱用防止教育」というテーマで今回初めて保護者を対象に開かれたものです。
講演1は国立精神・神経センター精神保健研究所室長松本俊彦先生から「薬物乱用の現状と対策」。
実際に心の病や薬物中毒者を治療している立場から、薬物をやってしまった子どもたちの苦しみ、自傷行為の現状と対応が話されました。
そのような子どもには、頑張ってといってはいけない、弱音がはけるような状況を作ること。
講演2は文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課健康教育調査官の鬼頭英明先生から「薬物乱用防止教育の進め方」
あくまで第1次予防としての薬物乱用防止教室として進めるようにとのこと。
講演3は埼玉ダルク非常勤スタッフの柴田聡氏より「薬物乱用の恐ろしさ」
仲間がほしかったために違法行為をし、覚せい剤中毒者になってしまった。親の対応は薬物使用を知っていながら、避けていた。「なぜそうなってしまったか」を聞いてほしかったという。思春期の不安定な時期に話し相手になることが大切。
最後はコーディネーターを埼玉県立岩槻高校片山昇教頭が勤め、各分野の5人のシンポジストにより約1時間のシンポジウムが行われました。 |
講演1の講師 松本俊彦先生 |
埼玉県学校薬剤師会会長 白石 美智子 |
川越市立十二月田中学校校長 並木茂男先生 |
行田市立長野中学校教諭 塚本 直樹先生 |
県立越谷総合技術高等学校教諭 長岡邦子先生 |
それぞれの切り口から薬物乱用防止教育の実践、対応策、今後の取り組みが発表され、今後一層の推進を期待して閉会しました。
埼玉県学校薬剤師会としては県教育委員会と薬物乱用防止教室の講習会を開催し、学校薬剤師が授業をする体制を整えていること、喫煙・飲酒がゲートウェイドラッグで、未成年の違法行為であることを強調しました。
話は変わりますが、県薬雑誌11月号に埼玉県薬剤師会と埼玉県学校薬剤師会についてという記事が載っておりました。 今回の記事については、埼玉県学校薬剤師会に何の話し合いもなく掲載されたものです。
平成16年より3回にわたり話し合いをしてきた結果、以前の検討事項はすべてを白紙とし、埼玉県学校薬剤師会の活動は変わりないとした上で、事務委託金を支払って事務の一部を委託する由、平成18年4月付けで会長間の契約を取り交わしました。その後は自動継続ということです。
今年度日本学校薬剤師会が、文部科学省の関係を磐石のこととするため法人化を目指しましたが、残念ながら臨時総会で否決されました。日本学校薬剤師会の法人化は文部科学省とのパイプを強化して社会貢献をするためであり、日本薬剤師会を離れるものではありませんでした。従って、県学校薬剤師会は今までどおりの対応であるということを御知らせしてきました。
また、県学校薬剤師会は県薬剤師会学校薬剤師委員会の設置の際も協力して参りました。今後も委員会に協力しつつ、県学校薬剤師会として今までどおりの事業をしていきたいと考えていますが、今後学校薬剤師会員のためにどうしたらいいのか、県学校薬剤師会理事会で検討し県薬剤師会と協議をするとともに、県学校薬剤師会支部長会のご意見を聞きながら、適切な対応をしていきたいと存じます。
よろしくお願いします。 |
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